ジャズミュージシャンで、エッセイストとしても才能を発揮する南博の「白鍵と黒鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編-」を冨永昌敬監督が映画化した『白鍵と黒鍵の間に』(公開中)。昭和末期の夜の街、銀座を舞台に、未来に夢を見る“博”と、夢を見失っている“南”という2人のピアニストの運命が大きく狂いだす一夜を描く本作で、池松壮亮が1人2役にチャレンジ。“南”と“博”が直面する葛藤や岐路、選択を演じきっている。2人のピアニストと、彼らのそばでニヤリと笑うお調子者のバンドマスター、三木(高橋和也)のやり取りも大きな見どころとなり、ドラマを一層盛り上げている。そこでMOVIE WALKER PRESSでは、池松と高橋にインタビューを敢行。お互いから受けた刺激や、自らの抱く夢について語ってもらった。