村上弘明主演のサスペンス第2弾。旧華族令嬢がインターネットオークションにかけられた事件を発端に起きる連続殺人事件。背後に潜む真実に宮之原警部が迫る。
木谷恭介原作の人気推理小説を、村上弘明主演で映像化。警察庁長官直属という立場で、管轄区域や警察組織の壁を越えた捜査権限を持つ“警察庁特別広域捜査官”宮之原昌幸が難事件を解決するサスペンスの第2弾。旧華族令嬢がインターネットオークションにかけられた事件を発端に、相次いで関係者が不穏な死を遂げる。奇妙な連続殺人をつなぐものは?事件の背後に潜む真実に宮之原警部が迫る!2006年作品。
【ストーリー】
“警察庁特別広域捜査官”宮之原昌幸(村上弘明)の自宅を、警視庁の祭陸五郎(小野武彦)が訪ねてきた。祭の娘の先輩・鳥飼春菜(小田茜)がインターネットのオークションに自分自身を売り出されていて困っているという話だった。写真やスリーサイズなどのプロフィールまで公開され、春菜が勤める会社の専務であり、婚約者の平館圭太(前田耕陽)が「婚約破棄だ」と騒いでいるのだという。宮之原は春菜を訪ね、話を聞くが、見えない悪意におびえる春菜を痛ましい思いで見つめるしかなかった。その翌日、銀座のビルの屋上で圭太が殺されているのが見つかる…。