原作は直木賞作家・重松清のベストセラー「とんび」(角川文庫刊)。妻を失った父親が、不器用ながらも男手ひとつで息子を育てる、親子の絆を描いた感動の物語。主演となる父親・市川安男役は、「JIN−仁−完結編」以来の連ドラ出演となる内野聖陽。内野はTBS連ドラ初主演となる。息子の旭役を佐藤健、妻の美佐子役を2000年の「ビューティフルライフ」以降、13年ぶりのTBS連ドラ出演となる常盤貴子が演じる。共演には、吹石一恵、加藤貴子、野村宏伸、麻生祐未、柄本明ら、演技派役者陣が顔を揃える。
第1話 〜昭和を生きた家族の愛と命の感動物語〜どうしようもない男がどうしようもなく妻と息子を愛した30年間・・・全ての父親に捧ぐ−
トラック運転手のヤス(内野聖陽)は妻・美佐子(常盤貴子)との間に男の子を授かる。親を知らずに育ったヤスと美佐子は、愛する息子を必死に育て、幸せを噛み締めていた。