京都を舞台に、祇園のお茶屋の入り婿刑事が大活躍する金曜エンタテイメント『京都祇園入り婿刑事事件簿』。1997年5月に1作目を放送して以来、毎回好評を博している人気シリーズの第11弾が放送される。
今回は何と、中村玉緒演じる、祇園みむらの女将・加代子が死体の第一発見者に。さらに、ゲストに多岐川裕美を迎え、いつもの三村家のテンポのよい楽しさはそのままに、生き別れた母と子の愛について、ちょっぴり切ない物語がつづられる。 京都・祇園の繁華街。とある呉服屋社長が撲殺死体で発見された。第一発見者は、京都府警捜査一課刑事・三村邦夫(三田村邦彦)の義母にして、お茶屋の大女将の加代子(中村玉緒)。早速邦夫は、加代子や、この度めでたく女将修業を開始した妻の冴子(藤谷美紀)の協力のもと捜査を開始。事件の裏に、有名着物デザイナー・氷川玲子(多岐川裕美)の利権を巡っての駆け引きや、もつれたままの過去の愛憎劇があったことを知る。捜査に好奇心を見せる若妻・冴子や目撃者の義母・加代子らに睨まれながら、“入り婿刑事”が事件解決に奔走する。
<脚本>石原武龍
<企画>荒井昭博/保原賢一郎
<プロデューサー>佐々木淳一
<演出>長尾啓司
<出演>三田村邦彦/中村玉緒/藤谷美紀/多岐川裕美/沢田亜矢子/神山繁/
前田耕陽/小橋めぐみ/ベンガル ほか