三村邦夫(三田村邦彦)は京都府警の刑事ながら祇園のお茶屋『みむら』の入り婿。その事件簿シリーズは、愛妻・冴子(藤谷美紀)、義母の女将・加代子(中村玉緒)とともに回を重ねてすっかりおなじみだ。今回は、邦夫が結婚詐欺から殺人の容疑までかけられ、加代子、冴子ら『みむら』あげての活躍で事件解明に挑戦する。
善意の邦夫をワナにかけて結婚詐欺に仕立てた女、亜矢(大竹一重)が自宅で殺された。初めは邦夫を責めていた加代子母娘も、殺人は違うと邦夫救出にたちあがる。実は亜矢には料理屋女将(吉沢京子)の一人息子真一(田村 勤)という恋人がいたが、その真一は一月前に川で投身自殺していた。真一はまた能楽師御厨流宗家(清水こう治)の娘(菊地麻衣子)の婚約者だったが、暴行事件で邦夫に逮捕されたことがあったのだ…。
<脚本>石原武龍
<企画>長部聡介/金井卓也
<プロデュース>佐々木淳一
<演出>杉村六郎
<監督>杉村六郎
<出演> 三田村邦彦/中村玉緒/藤谷美紀/菊池麻衣子/神山繁/前田耕陽/清水紘治/吉沢京子/ベンガル/木下ほうか/栗田よう子 ほか