女流棋士が荻の寺で誘拐される!哀しい女の刺殺体は身代金5千万の代償?血ぬられた将棋駒に込められた断末魔の叫び。
【あらすじ】
将棋の女流名人・御影真理子(原田貴和子)が奈良で何者かに誘拐された。犯人は何故か「青山桜(水野真紀)女流二段を奈良に向かわせろ」と要求。御影真理子と青山桜は数日前に名人戦で対局し、御影が3期連続で女流名人位のタイトルを獲得したばかりだった。犯人から指名されたと知り、何の心当たりもないために困惑していた桜だったが、将棋連盟理事の国松(伊武雅刀)と水無瀬5段(高橋和也)と共に指示された奈良へ向かった。