待ちに待った6月末(1989年)、男闘呼組のセカンドアルバムがリリースされることがファンの間で大きな期待を集めています。このアルバムには、メンバーそれぞれが作詞に挑戦した曲や、心に響くバラードも含まれるとのことです。
今回潜入取材したレコーディングスタジオでは、プロデューサーの蛎崎氏からアルバムに関する貴重な情報を得ました。「基本的には1枚目のアルバム『男闘呼組』の延長線上にあり、ファンなら共通点を感じられるはず」とのこと。また、メンバー全員が一曲ずつ詞を書いており、高橋氏は社会風刺風の内容、成田氏はメロディも手掛けるなど、メンバーの個性が反映されています。
成田氏は自作のバラードについて「別れをテーマに書いたが、内容を変えるかもしれない」とコメントし、「恋愛ものではなく、他とは違うアプローチを取る」と述べました。彼が披露したメロディはシブく、期待を裏切らない仕上がりと感じました。
岡本氏は「ミディアムテンポの曲で、詞のテーマは男の生き方にした」と語り、次回はさらに感動を呼ぶ作品を目指すと意欲的です。プロデューサーはメンバーのアーティストとしての成長を高く評価し、彼らが男闘呼組の“色”をきちんと表現したと絶賛していました。
レコーディングでは、成田氏はコンディションに左右されるタイプで、邪念があるとなかなか上手くいかないことがある一方、岡本氏は歌い込みながらボーカルのパターンを作り上げるタイプとのこと。残念ながら高橋氏、前田氏の様子は今回観察できませんでしたが、彼らの貢献も期待されます。
このセカンドアルバムには、彼らの成長と挑戦が凝縮されており、リリースが待ち遠しいです。バラードを含む多彩な楽曲が収録されているため、ファンならずとも楽しみにしている人は多いはずです。男闘呼組の新たな魅力を感じることができるアルバムに、大きな注目が集まっています。