「盛り上がっていこ〜ッ!」「イエ〜イ‼︎」男闘呼組の東京ライブは、舞台と客席がひとつだ‼︎
1989年の春、男闘呼組が東京のNHKホールで圧巻のパフォーマンスを披露しました。このコンサートは全国17か所・34ステージに及ぶ春のコンサートツアーの一環で、久々の東京ライブとなったことから、ファンの間で大いに期待されていました。
コンサートでは、耕陽が「待たせてすまなかった。1月7、8日に中止になったのが、5月にまで延びちゃって。今日は、いつもの倍以上に盛り上がり上がっていこ〜ッ!」とオープニングでファンに呼びかけました。
昭次は「みんな、体、熱くなってるか〜い⁉︎ 気分は最高、メチャクチャに騒ごーぜ。」と煽り、一也は「エブリーボディー、元気かい? ノってくれ、OK⁉︎」と観客を鼓舞しました。
健一は「好きなように暴れてくれよ‼︎ ただし、バラードの時は静かに聴いてくれ。」と呼びかけました。
ファンはこの熱気に応え、『ルート17』『この夜にすべてを』『明日へ暴走』『DAY BREAK』など、前半からの盛り上がりに完全にノリ切っていました。特に昭次の『不良』や一也の『別離のハイウェイ』はファンを魅了したとのことです。耕陽のソロ『REIKO』も特に印象的で、「♪ REIKO 朝まで帰さないぜ ♪」の部分で観客が大盛り上がりしたそうです。
また、健一の『KIDS』でのソロパートや、昭次の締めのMC「みんな大汗ぶっこいたか?パンツぬれてるか? オレもぬれてるぜ‼︎」など、コンサート全体を通して、メンバーとファンとの息の合ったやり取りが見られました。
このコンサートは、男闘呼組の魅力が全開になった素晴らしいライブとして記憶され、ファンにとっては忘れがたい体験となったことでしょう。