ある日、三浦半島の沖合いの小島で若い女性の変死体が発見される。早紀(名取裕子)の検視の結果、絞殺されて海に捨てられたらしいと判明。死体に幼虫が付着していたことから、早紀は知り合いの昆虫学者・一色英市(岡本健一)に協力を依頼、彼の力によって事件の早期解決をみる。数日後、出版社社長の森山凛子(大空眞弓)が、自宅の寝室で絞殺されるという事件が発生する。凛子は一色の婚約者・森山怜(北原佐和子)の母親だった。現場に急行した一馬に、凛子の長男・泰之(相島一之)が、犯人は村松(布施博)に違いないと口走る。村松は凛子がデビューさせた絵本作家で、森山家の近くに住んでいるという。