1989年7月26日、東京・広尾にあるビア・ダイニング「オペラ」にて、男闘呼組の一周年記念パーティー「男闘呼組 一気呵成 1st ANNIVERSARY PARTY」が開催されました。このイベントには200人以上のメディア関係者が集まり、バンドは「明日からのツアーに向けてリハーサルが必要だ」という一也のコメントで会場を和ませました。
バンドの軌跡
男闘呼組は1988年8月24日にアルバム『DAYBREAK』でデビューし、瞬く間に大きな話題を呼びました。一周年を迎えた彼らは、セカンドアルバム『男闘呼組二枚目』のリリース、サマーツアー、新曲『ROCKIN’ MY SOUL』の発売、ビデオ『ENDLESSTR TRIP』の発表と、精力的な活動を続けています。
メンバーの思い
各メンバーは一年間の経験について、以下のように語りました。
- 健一:「よく働いたね」と冷静な評価。
- 昭次:「がんばったなぁ」と感慨深げ。
- 一也:「つらかったです(笑)」と率直に振り返り。
- 耕陽:「このスマイルで、日本中の女のコをグッとさせたね(笑)」と自信を見せる。
人気の秘密と今後の展望
- 健一は、これからも進化を続ける姿勢を見せ、「ナマイキになったと思うけど、それはそれで、いいんじゃないかな」と語りました。
- 昭次は「中身で勝負したい。ケンカもするけど、それに負けて解散するようなバンドにはなりたくない。40歳になっても、今と同じように4人でやっていたい」と強調。
- 耕陽は、今後もファンと共に歩んでいきたいとの想いを表しました。
- 一也は、「とりあえず、なめんじゃねーよって感じかな(笑)」と独自のスタイルを貫く姿勢を示しました。
記者会見の後、バンドは『TIME ZONE』『-M-』『YO-YO』『ROCKIN’ MY SOUL』の4曲を演奏し、終了と同時に会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
男闘呼組は、生の感情をぶつけるスタイルとツッパリ精神で、本格派バンドとしての更なる成長が期待されています。彼らの今後の活躍に、業界内外から多くの目が注がれています。