非公式・男闘呼組メンバー中心に関する情報まとめ

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👤 日本で最高の奥の深い青春映画がコレだ「ロックよ、静かに流れよ」男闘呼組

update 2023.11.04

日本で最高の奥の深い青春映画がコレだ「ロックよ、静かに流れよ」男闘呼組

 

リアルで、心にやさしいんだ…

画面いっぱいに広がる男闘呼組の魅力を満喫!

ロックの好きな4人の高校生が、“大人はツッパリに理解を”というテーマで論文を書いて「昭和57年度毎日郷土提言賞」で準提言賞を獲得かくとくした。その直後、メンバーの一人が交通事故で死亡。残った3人は友の死をいたみ、追悼コンサートを開いた…という実話をもとにして、メンバーの一人の母、吉岡紗千子さんが書いた同名小説を映画化したものだ。

主演は男闘呼組。でも4人が一人ずつ一人の役者として、全力投球の演技をしている。“お互いが役者としてライバル”とふだんいっているように、画面で見ていても4人が火花を散らして、演技に取り組んでいるのがよくわかる。ケンカのシーンでは、本当に殴り合ったり、セリフが今の奴らは言わない…と思うと4人で考えて言い方を変えたり…。そんな4人の熱意で、この映画は本物の青春映画になっていると思う。

こんな4人を盛り上げているのが、ほか弁屋の店長役のコント赤信号の渡辺正行、俊介の母親役のあべ静江など、さりげなく4人の演技をフォローしている。

そして、監督は俳優のロバート・レッドフォード(Robert Redford)が主宰する映画人養成所『サレンダンス・インスティチュート(Sundance Institute)』に唯一の日本人として招待された長崎俊一さん。テンポのいい展開、季節感あふれる映像。男闘呼組の4人が、生き生きと画面の中で動いている、そんな魅力をビシッと引き出しているんだよね。何度見ても新鮮な気持ちになれる、最高の日本映画だ‼︎

 

4人で“ミッドナイト・エンジェル”をやるのが夢だった。いつだって4人の心はつながっていた…

 

男の世界をじっくり研究だい!

「あぁ、男の子の友情っていい!」と思わず言っちゃうこの作品。さっぱりしていて、優しさがあって、それでいて深い信頼感のある、そんな男同士の世界をじっくり味わおう。俊介を心配して「かったおっかくん」と迎えに来るミネさのテレ、一度、仲間を外れたトンダが戻ってきた時の3人の笑顔。ラストのろうそくをふき消すシーン。どれをとっても胸がジーン。男の友情、夢…こんなに切ないんだね。

 

STORY

東京から長野県松本市に転校してきた片岡俊介(岡本健一)はケンカがきっかけで、ミネさ(成田昭次)トンダ(高橋一也)トモ(前田耕陽)と仲間になる。4人でバンドをやるという夢を持ち、楽器を買うためのバイドに励んでるとき、賞金50万円の懸賞論文募集に目をつけ応募し、見事に銀賞30万円を獲得。楽器も揃え、これから…というときにミネさが事故で帰らぬ人に…。3人は彼の追悼コンサートをやろうとする。

 

11・1発売 東宝ビデオ 100分 13,800円

 

関連スケジュール
1988.02.20 (Sat)
  • FILM
珠玉の名作として高い評価を得ている。 実話を基にした作品で、主演は男闘呼組の4名。 監督は長崎俊一。 日本映画ペンクラブ推薦作品。
  • 男闘呼組
1988.11.01 (Tue)
  • RELEASE
  • 男闘呼組
1989.02.08 (Wed)
  • TV
ROLLIN' IN THE DARK / MEN'S BUGI / 秋 (ゲスト:あべ静江)
  • 男闘呼組
1989.03.17 (Fri)
  • LIFE EVENT
  • TV
岡本健一が舞台のため不在
  • 男闘呼組
2019.05.10 (Fri)
  • EVENT
18:30
長崎俊一監督と共に登壇。 岡本はトークだけでなく、成田昭次のソロ曲『不良』と、男闘呼組の『LONELY...』をギターの弾き語りで披露した。
  • 岡本健一
関連アーティスト
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