こまつ座の第148回公演として上演される「連鎖街のひとびと」に、高橋和也が出演することが発表されました。本作は、井上ひさしの作品で、鵜山仁が演出を担当します。舞台は昭和20年の旧満州国大連市を舞台に、通訳将校歓迎会の台本作りの使命を担った劇作家たちの姿が描かれます。高橋和也は、この舞台で重要な役柄を演じ、出演者に名を連ねます。
詳細
「連鎖街のひとびと」は、2000年に初演された作品で、今回の上演も初演同様、鵜山仁が演出を務めます。物語は昭和20年の大連市を舞台に、通訳将校歓迎会の台本作りの任務を負った劇作家たちの姿を描きます。出演者には高橋和也のほか、千葉哲也、加納幸和、鍛治直人、西川大貴、朴勝哲、石橋徹郎、霧矢大夢らが名を連ね、共に舞台を盛り上げます。
コメント
鵜山仁は、「過去を検証し、自らのあるべき姿を問い直して、未来への展望を開く。もしかしたら演劇は、そのために、何かの役に立つのか……芝居なんてものが、荒廃した現実を、再生させる手掛かりになるのか……これはいつの世にも共通する、われわれ演劇人に対する、大事な問いかけです。初演以来23年を経て、『連鎖街』に連なる志を、もう一度手繰り寄せたいと思っています」とコメント。
高橋和也は「『連鎖街のひとびと』は私が初めて井上作品と出会った忘れられない作品です。私は31歳で生意気な頃だったと思います。辻萬長さんや木場勝己さんといったベテランの舞台俳優の先輩方に囲まれて一番若い役を演じていました。あれから23年の月日が経ち、今回は私が辻萬長さんの演じた役をやらせていただく事になりました。新劇の作者で物語をリードしていく、愛情深い人物です。井上先生の分身とも言える役を自分が演じる事になり、少し震える想いでいます」と述べ、舞台への思いを語りました。
上演スケジュール
- 2023年11月9日(木)~12月3日(日):東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
- 2023年12月10日(日):山形県 東ソーアリーナ
- 2023年12月22日(金):群馬県 昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館) 小ホール
制作
- 作:井上ひさし
- 演出:鵜山仁
- 出演:高橋和也、千葉哲也、加納幸和、鍛治直人、西川大貴、朴勝哲、石橋徹郎、霧矢大夢
この舞台は、井上ひさしの作品に高橋和也が出演し、新たな一面を見せる舞台となりそうです。
https://twitter.com/komatsuza/status/1679672120958406661
\『#連鎖街のひとびと』スペシャルトークショーも開催/
お話しくださるのは
16日(木)公演終了後 #鵜山仁 さん
20日(月)公演終了後 #高橋和也 さん #千葉哲也 さん #加納幸和 さん #鍛治直人 さん
26日(日)公演終了後 #霧矢大夢 さん #石橋徹郎 さん#朴勝哲 さん #西川大貴 さん pic.twitter.com/cZeoe4BUvK— こまつ座 (@komatsuza) July 14, 2023